【追球】西武・十亀 松田の“ホットゾーン”に大胆すぎた初球

[ 2017年5月5日 09:35 ]

パ・リーグ   西武6―9ソフトバンク ( 2017年5月4日    ヤフオクドーム )

<ソ・西>4回1死一塁、松田(右)に左中間へ2ランを浴びた十亀
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 投げてはならない一球だった。味方が2―1と逆転してくれた直後の4回1死一塁。西武・十亀は初球の外角スライダーを松田に逆転2ランとされた。「勝負どころで焦りすぎてしまった」。前でさばく打撃スタイルの松田に、外寄りの甘い変化球は絶好球。「熱男」のホットゾーンへ初球から入ってしまった。

 2回に押し出しを含む3四球で先制点を与えていた。直前の中村晃も四球。バッテリー心理は、まずストライクが欲しい。打者も見透かす。十亀VS松田は通算23打数17安打の打率・739とただでさえ天敵。過去の被本塁打3も、うち2つはスライダー、カーブと曲げ球の変化球だった。松田によれば「直球7・スライダー3」で待ち「素直にイメージ通りにバットが出た」という。自然体で完璧に反応されるほど危険な選択肢だった。5回もファーストストライクを続けて4長短打され、最後は松田にカーブを適時二塁打されて7失点KO。「そこまで慎重すぎて、慎重にいくべきところで大胆に。逆になってしまった」と土肥投手コーチ。単に相性だけでなく、不利な条件を幾重にも重ねてしまっていた。(後藤 茂樹)

 ▼西武・辻監督(3連敗で4月8日以来の借金1)投手がいない。下から出る可能性もない。

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