上原 今季初白星!サヨナラ呼ぶ好救援「みんなで喜べてうれしい」

[ 2017年5月5日 08:51 ]

ナ・リーグ   カブス5―4フィリーズ ( 2017年5月4日    シカゴ )

フィリーズ戦に登板したカブスの上原 (AP)
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 カブスの上原浩治投手(42)が4日(日本時間5日)のフィリーズ戦に8番手の投手として登板。1回を投げて無安打無失点と相手打線を三者凡退に切って取る好リリーフを見せ、今季初白星をマークした。

 上原は4―4と同点の延長13回からマウンドへ。先頭のヘルナンデスを右飛に打ち取ると、続くアルテールも1球で遊邪飛。エレラに対しては2球で2ストライクに追い込むと、3球目に投じた高めのストレートで空振りの三振に切って取った。この日の球数は9球。チームはその裏にサヨナラ勝ちを収め、白星が転がり込んだ。

 勝利の瞬間はグラウンドに飛び出し、チームメートと喜びを分かち合った。「ああやってみんなで喜ぶのはうれしいこと。(2連投は)2回失敗しているので、抑えられて良かった。気持ちで投げた」と充実感を漂わせた。

 上原は2試合連続で相手打線を三者凡退に切って取り、その存在感をアピール。開幕からここまでの成績は14試合に登板して1勝2敗4ホールド、防御率3・09。

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2017年5月5日のニュース