ダル、メジャー復帰へ順調 球速もUP「前回よりは良かった」

[ 2016年5月7日 10:54 ]

傘下のマイナー3Aラウンドロックの試合で3回を1失点で投げ終え、チームメートとタッチするレンジャーズのダルビッシュ

 マイナー戦で2度目のリハビリ登板を終えたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手は、力強さをさらに増した投球への手応えを口にした。傘下3Aラウンドロックの一員として6日(日本時間7日)にニューオリンズ戦に先発。予定の3回を2安打1失点で投げ抜き、最速は98マイル(約158キロ)で2球マークした。

 「球速も出ていましたし、自分としても前回よりは良かったと思います」

 昨年3月の右肘手術後実戦初登板だった前回1日の2A戦では2回無安打無失点。最速は97マイル(約156キロ)で2球計時していた。この日はそれを上回る98マイルだけでなく、97マイルは10球もマーク。全50球中、27球が95マイル(約153キロ)を超えていた。「前回よりも(球速の)アベレージが上がっていたので。良かった分、真っすぐが多くなって、ちょっと疲れてしまったというのがあります」と振り返った。

 これで2度のリハビリ登板を順調に消化。「チームが用意してくれるスケジュールにそってやっていきたいと思います」とダルビッシュ。今後もマイナー戦でのリハビリ登板を重ね、イニング数や球数を増やしていく。5月下旬が有力視されるメジャーのマウンド復帰へ、また一つ階段を上がった。

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