西武 ワースト借金6 栗山は3安打で気を吐く

[ 2016年5月7日 20:07 ]

借金6で重い空気の西武ベンチ

パ・リーグ 西武6―8日本ハム

(5月7日 西武D)
 2回表時点で0―8と大差がついたが、西武の主将、栗山が意地の3安打で気を吐いた。

 三塁打が出ればサイクル安打となる9回の先頭では空振り三振に終わったが、2点差の6―8まで詰め寄る粘りを呼んだ。2回1死からの第1打席で左前打を放つと、チームにとって初得点となる本塁生還。4回無死一塁の第2打席には左中間適時二塁打を放った。

 「打ったのはストレート。点差はあるが、1点ずる追い上げていきたい」と打席での集中力を発揮。6回には「しっかりとらえられた」とバックスクリーンへ中越え2号ソロを放った。チームは3連敗で今季ワーストの借金6となったが「投手は相手より、1点少なく抑え、野手は相手より1点でも多く取ることをシンプルに。(8日先発は)大谷君でしょ。いい投手を相手に勝ちたい」と話した。

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2016年5月7日のニュース