杉本正氏&小関竜也コーチ 「アイドルのパパ」たちの思い

[ 2016年5月7日 09:10 ]

杉本ゆさ(左)と小関舞

 中日、西武、ダイエー(現ソフトバンク)で投手として活躍した、元西武投手コーチの杉本正さん(57=スポニチ本紙評論家)は「アイドルのパパ」だ。長女の杉本ゆさ(24)は、福岡に拠点を置くグループ「LinQ(リンク)」のメンバー。「LinQ」は「Love in 九州」の略で、11年4月にデビューした。杉本ゆさはその1期メンバーとして活動している。

 「子供の頃からダンスをやっていたし、(アイドルに)興味はあったみたいなんだよ」。オーディションを受けて合格した際、杉本さんは「若いうちなんだから、好きなことをやったらいい。今しかできないことがあるんだから」と背中を押した。自身も選手として、大勢の観客の前でプレーしていた。娘も同様に、ファンに元気を届けようと歌い、踊っている。

 5日には5周年記念ライブが福岡市内で開催された。当初は4月の予定だったが、熊本地震の影響で延期に。杉本ゆさには「盛り上げ隊長」の肩書きもあり、「九州に元気を伝えられれば」がメンバー共通の思いだ。

 ただ、なぜか杉本さんは、そんな娘の公演を生で見に行ったことはほとんどないという。「なんだか照れくさくってね。恥ずかしいっていうか…。俺は外から応援しているよ」。そんなパパは「本人はアイドルとして活動して充実感があると思う。とにかく、楽しんでくれたらそれでいい」と温かい言葉を口にした。

 巨人にも「アイドルのパパ」がいる。小関竜也2軍外野守備走塁コーチ(39)の長女・小関舞(14)は、ハロプロのアイドルグループ「カントリー・ガールズ」の一員だ。「カントリー~」はヤンキース・田中将大投手の夫人である里田まい(32)が「スーパーバイザー」を務めており、野球とは何かと縁がある。

 昨年12月、新宿区内のライブハウスで行われた同グループのライブ最終日。関係者席には娘を見守る小関コーチの姿があった。終演後。パパの存在に気付いた一部のファンから、大きな「小関コール」が巻き起こった。それに小関コーチが手を振って応えると、さらに大歓声。会場は幸せな空気に包まれたという。

 杉本ゆさ、小関舞とも、父親が野球関係者だということはファンの間では有名だ。「1回は公演を見に行かなきゃ、と思っているんだけどね」と杉本さん。照れくさそうに娘に声援を送る姿を想像すると、何とも微笑ましい。(記者コラム=鈴木 勝巳)

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