マエケン、主砲に痛恨被弾…6回2安打2失点も4勝目ならず

[ 2016年5月7日 10:09 ]

ブルージェイズ戦の6回、バティスタに2ランを浴び汗を拭うドジャース・前田

インターリーグ ドジャース2―5ブルージェイズ

(5月6日 トロント)
 ドジャースの前田健太投手(28)が6日(日本時間7日)、トロントでのブルージェイズ戦で今季6度目の先発マウンドに上がり、6回で102球を投げて2安打2失点、7三振4四球で4勝目はならなかった。昨季総得点とチーム打率がメジャー30球団でトップだったブ軍を相手に5回まで1安打に抑えていたが、6回に先制の2点本塁打を被弾。しかし直後の7回表にチームが同点に追いつき、前田の黒星は消えた。

 メジャーデビューから5試合で3勝1敗、防御率1・41と好スタートを切った前田。7回途中7安打4失点で初黒星を喫した4月28日のマーリンズ戦から中7日での先発となったこの日は、初回は1死からストレートの四球を与えたが、味方の好守にも助けられて無失点。2回は先頭のスモークを歩かせたが、6、7番を連続三振に斬るなど後続を抑えた。

 3回は先頭のバーニーに右翼線を破る安打を打たれたが、右翼プイグが素手でキャッチしてダイレクトで返球。二塁を狙ったバーニーをアウトにし、好送球で前田を援護した。4、5回も無失点で終えた前田だったが、6回1死からドナルドソンをこの日4個目の四球で歩かせると、続く本塁打王2度を誇る3番バティスタにフルカウントからの6球目、真ん中に入ったスライダーを左中間の2階席に運ばれ、先制点を献上した。

 しかし直後の7回、ド軍は8番ペダーソンから3連打で2点を挙げて試合を2―2の振り出しに。前田は6回でマウンドを下り、勝敗はつかなかった。

 ドジャースは8回、4番手のブラントンがブ軍・ピラーに勝ち越し3点本塁打を浴び、2―5で敗れた。

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