ヤクルト　秋吉　流れ変えた今季初勝利「また皆で笑って終わりたい」

＜神・ヤ（７）＞今季初勝利を挙げた秋吉は、スタンドの声援に手を振って応える

セ・リーグ ヤクルト１０―６阪神

（5月7日 甲子園）
　ヤクルトの３番手で登板した秋吉が阪神打線を抑え込み、連敗ストップに貢献。今季初勝利を挙げた。

　６回から登板し、先頭の高山を三振に仕留めると、９球で３者凡退に。流れを変えると味方の打線が直後に一挙５得点を入れた。「（自分が）１点もやらなければ、うちの打線が点を取ってくれると信じていた」と秋吉。チーム最多の１６試合登板も「疲れはなく投げられている」と無尽蔵のスタミナをのぞかせた。

　シーズン序盤とはいえ、混戦のセ・リーグの首位争いに、「これから一つ一つ勝っていけば上に行ける。最後にはまた皆で笑って終わりたい」と優勝に向けて勝ちを積み上げていくことを約束した。