ダル、2度目リハビリ登板で158キロ!3A戦で3回1失点

[ 2016年5月7日 10:02 ]

3Aラウンドロックの一員として、ニューオリンズ戦に先発したダルビッシュ(AP)

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が6日(日本時間7日)、2度目のリハビリ登板に臨み、さらに一段階ギアを上げた。傘下3Aラウンドロックの一員として、ニューオリンズ戦に先発。3回を投げ2安打1失点で手術後初安打初失点を許したものの、最速は前回登板を1マイル上回る98マイル(約158キロ)を計時した。

 背番号11の選手がチームにいるため、75番のユニホーム姿でマウンドへ。初回先頭から2者連続三振を奪い3者凡退と完璧な立ち上がり。2回は2死から左安打、右翼線二塁打と連打され初失点し、四球で一、二塁と走者を背負ったが最後は三ゴロで抑えた。3回は危なげなく3者凡退で抑え、計50球だった。

 ダルビッシュは昨年3月に全治1年以上となる右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。昨季は全休となりリハビリを続け、前回1日の傘下2Aフリスコの試合で手術後実戦初登板。2回を投げ無安打無失点で、最速は97マイル(約156キロ)で2球だった。この日は98マイルを2球、97マイルは10球マークした。

 この後もマイナー戦でのリハビリ登板を続け、投球イニング数や球数を段階的に増やしていく。少なくともあと2試合以上はリハビリ登板する見込みで、メジャー復帰は5月第4週(23日からのエンゼルス3連戦、もしくは27日からのパイレーツ3連戦)が有力視される。

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2016年5月7日のニュース