巨人白石オーナー 賭博問題に続きOB不祥事「痛恨事」

[ 2016年2月7日 05:50 ]

厳しい表情で練習を見る白石興二郎オーナー

 巨人・白石興二郎オーナー(69)が6日、宮崎キャンプを視察し、清原和博容疑者の逮捕に関して口を開いた。巨人の球団幹部が逮捕後にコメントするのは初めて。「残念なことだし、かつてジャイアンツで長い間、活躍してくれて、主軸打者として良い仕事もしてくれた。そういう選手が覚せい剤に手を染めて逮捕されるという事件は痛恨事」と話した。また、昨年3選手が無期失格処分となった野球賭博問題にも触れ「反省をもとに新しい監督の下で再出発しないといけないという時」だったとし、「かつてジャイアンツに籍を置いた花形選手」と清原容疑者を形容して、不祥事が重なったことへの無念さをにじませた。

 事実関係については今後の捜査を注視する意向。同オーナーは「子供たちが目指す野球界の期待を裏切るのは残念」と厳しい表情で話した。

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2016年2月7日のニュース