安仁屋臨時コーチ投げ込み指令「昔のカープは300球が普通」

[ 2016年2月7日 08:20 ]

ブルペンで福井(右)に拍手を送る安仁屋臨時コーチ

 広島の日南キャンプは6日、第2クールが始まりOB会長の安仁屋宗八氏(71)が臨時コーチとして合流。現役時代に通算119勝を挙げている同氏は、さっそく投手陣に「昔のカープは、投げ込みといえば300球が普通。キャンプで投げ込まないで、いつ投げ込むのか。中継ぎもブルペンを入れると先発以上に投げるから」と安仁屋節をさく裂させた。

 明るいキャラクターで知られる安仁屋氏はストレス解消に「夜の街」のフル活用も提案した。「夜は飲み屋街でパーッとやればいい。ためこむのはよくない。ファンとの会話がヒントになることもあるから」。

 また、OB会長らしく首脳陣にも投手の気持ちを代弁する形で、「野球に四球はつきもの。ホームベースを許さなければいい。四球にうるさくなり過ぎないようにしてやってほしい」と要請していた。(水口 隆博)

 ▼広島・緒方監督 選手にもコーチにも遠慮なく言ってくださいと、お願いしている。安仁屋さんならではの、柔らかい雰囲気がある。

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2016年2月7日のニュース