イチロー凱旋!?マーリンズ18年東京開幕戦熱望

[ 2016年2月7日 05:30 ]

ファーストピッチセレモニーで笑顔を見せるマーリンズ・サムソン球団社長(左)とコーナイン氏

 イチロー外野手(42)が所属するマーリンズのデービッド・サムソン球団社長(47)が6日、18年に日本で開幕戦を開催することを熱望した。千葉県成田市で少年野球大会「MLB杯関東大会」の開会式に出席し「東京で開幕戦をやりたい。来年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)があるので、18年に会いましょう」と話した。

 マ軍は昨季のイチロー入団を機に日本市場開拓を進め、実現はしなかったが今季の開幕戦開催も視野に入れていた。イチローは今季も1年契約。17年は球団が選択権を持つ。18年にマ軍に所属しているかは未確定ながら、日本開催の目玉として存在価値は高い。同社長は今季終了後に契約延長について話し合うとし、「イチローは50歳までやりたいと言っている。いい状態でプレーし続けてほしい。契約しているのは日本の最高の選手だからではなく、勝利に貢献してくれるからだ」と語った。メジャー水準の状態を保っていると判断すれば契約する考えだ。

 今季のイチローはピート・ローズが持つメジャー歴代最多4256安打への日米通算での到達と、メジャー通算3000安打を狙う。4日にイチローと東京・銀座の高級寿司店「すきやばし次郎」で会食した同社長は、達成時はセレモニーを盛大に行いたい意向。2つの勲章を下げたイチローの、マリナーズ時代の12年以来となる日本でのプレーが見られるか注目される。(東尾 洋樹)

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2016年2月7日のニュース