小久保監督 3位決定戦は「勝てるリレー」武田→菅野で

[ 2015年11月21日 07:27 ]

3位決定戦の先発を小久保監督(奥)から任された武田

 侍ジャパンの小久保監督は、敗戦から一夜明け「あまり眠れませんでした。選手の時とはまた悔しさは違う」と偽らざる心境を吐露した。

 「僕もバルセロナ五輪で準決勝で負けて、翌日に銅メダルを懸けた戦いはきつかったが、勝つことが大事。あすいい形で終わることを考えたい」

 五輪出場は青学大時代の92年。準決勝・台湾戦に敗れ、翌日の3位決定戦・米国戦に勝って銅メダルを獲得した。大目標を逃した後に気力を振り絞った経験は今も体に宿る。3位決定戦の相手はメキシコ。「勝てるリレーをするだけ」と、決勝戦に向け準備してきた継投で勝利を目指す。

 先発は武田が務め、菅野につなぐ。武田は「勝って(ファンに)感謝の気持ちを届けたい」と気合を入れ、菅野は「シーズンにつながる経験ができればいい」と話した。

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