“竹野内豊似”ヤクドラ3高橋 左のライアンに 憧れは杉内さん

[ 2015年11月21日 05:30 ]

仮契約を結び、笑顔を見せるヤクルト3位指名の高橋

 ヤクルトからドラフト3位で指名された龍谷大平安・高橋が、京都市内のホテルで契約金5000万円、年俸600万円で仮契約を結んだ。背番号は「47」。

 ソフトバンク・工藤監督が通算224勝を誇った現役時代につけるなど「左のエース」の印象が強い番号だ。鳥原チーフスカウトから「(工藤監督を)超える投手になってほしい」と励まされ、「程遠いですが、工藤監督を抜けるような投手になれれば」と、俳優・竹野内豊似の端正な顔をほころばせた。

 憧れの投手は、こちらもソフトバンク時代には「47」を背負っていた巨人・杉内だ。変化球の投げ方など、映像を見て参考にしている部分もあるという。右足を高く上げる独特のフォームが特徴的な「左のライアン」。同僚となるライアン投法の小川を「見て参考にしていきたい」という。球団はまずは2軍で育てる方針で、鳥原チーフスカウトは「ゆくゆくは小川に負けない投手になってほしい」と話す。小川との二枚看板となるべく、18歳左腕は「一日でも早く1軍で投げたい」と目を輝かせた。 (町田 利衣)

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