広島 新助っ人はメジャー時代黒田から一発 さらに三塁手も調査継続

[ 2015年11月21日 05:30 ]

アスレチックスのプライディ(AP)

 広島は20日、来季の新外国人として前アスレチックスのジェイソン・プライディ外野手(32)=1メートル85センチ、93キロ、右投げ左打ち=を獲得したと発表した。契約金1000万円、年俸4650万円(金額は推定)プラス出来高払い。懸案の得点力不足解消へ、切り札として期待される。

 今季はメジャーでこそ6試合の出場にとどまったが、3Aナッシュビルでは127試合で20本塁打、89打点、打率・310をマーク。松田元(はじめ)オーナーは「中距離打者。シュアでヘッドの利いた打撃ができる。3Aでは20本打っているし、日本に来たらもっと打てるんじゃないか」と期待した。

 メジャー通算では133試合の出場で打率・216、24打点、5本塁打だが、このうち1本はドジャース時代の黒田から放っている。プライディがメッツに在籍した11年5月6日、2―3の6回に逆転3ランを右中間へ運んだ。この一撃で黒田には黒星が付いた。

 広島の助っ人野手では昨季の本塁打王・エルドレッドの残留が確定。現在は三塁を守れる新外国人の調査を進めている。

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2015年11月21日のニュース