安部記念野球場に改称 早大初代部長生誕150年で式典

[ 2015年11月21日 18:47 ]

 早大野球部の育ての親といわれ、初代部長を務めた故安部磯雄氏の生誕150年記念式典が21日、東京都西東京市で行われ、同市の東伏見硬式野球場を「安部磯雄記念野球場」に改称する宣言式や、記念試合として社会人と現役部員によるオール早慶戦を開催した。

 部の創設、発展に尽力した安部氏が1949年に死去した際に都内の戸塚球場を安部球場に名称変更。87年に練習場は現在の西東京市へ移転した。早大野球部の川口浩部長は「100年を超える部の伝統を再確認し、さらに重みを付け加えてくれることを願っている」と述べた。

 磯雄氏の孫にあたる安部幾雄さんは「大リーガーが誕生するなど部が繁栄していることがうれしい。野球が大好きな方だったそうなので、その思いを1日1回でも感じていただければ」と話した。

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2015年11月21日のニュース