DeNA“投壊”2戦39安打25失点 キヨシ監督「大きなネジが…」

[ 2015年7月21日 22:13 ]

セ・リーグ DeNA3―17ヤクルト

(7月21日 横浜)
 前半戦を首位で折り返したDeNAがヤクルトに3―17という記録的大敗を喫し、2連敗。借金が2に膨らんだ。

 前夜は先発・久保が2回で9安打を浴びて7失点KOされたが、この日は先発・三浦が初回に5安打を浴びて4点を失うなど5回で6失点。2日連続で先発投手の出来が誤算となったが、さらなる衝撃は最終回に待っていた。

 3―6で迎えた9回の守り。中畑監督は最後の攻撃に望みをつなげるためマウンドに4番手の林を贈った。だが、この林が先頭・中村に右中間二塁打を浴びたのを皮切りに、送りバントを挟んでさらに6連打を浴びて1/3回で7安打7失点と大炎上。たまらず5番手に福地を投入したが、勢いづいたヤクルト打線を止めることはできず、福地も2/3回を投げて4安打4失点と打ち込まれる結果となった。

 前日17安打8失点したヤクルト打線にこの日は22安打17失点。わずか2試合で39安打25失点と記録的な数字で連敗を喫した中畑監督は「特に最後の大きなネジが切れてしまったかなという感じ。本当にすまない姿を見せてしまったな、と。ファンの皆さんが最後までああやって声援を送ってくれているにもかかわらず、最後に見せてはいけない姿を見せてしまった」と肩を落とした。

続きを表示

2015年7月21日のニュース