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西武の最小兵・大崎V弾!“シャコタン打法”森を参考に大仕事

<日・西>最小兵が大仕事!2回2死、先制ソロを放った大崎を迎える森(中央)らナイン

パ・リーグ 西武5-2日本ハム

(5月12日 札幌D)
 最も小さな男が、首位攻防3連戦初戦でどでかい仕事をやってのけた。0―0の2回2死。今季初スタメンの西武・大崎が、浦野の143キロ直球を右翼席に運んだ。先制の1号ソロは決勝弾。それでも試合後、30歳は表情ひとつ変えなかった。

 「自分としても良かったですけど、本塁打は出来すぎ。出たら役割を果たそうと思っていた」

 西武の支配下登録選手で最も身長が低い1メートル69。常総学院―青学大を経て06年大学生・社会人ドラフト6巡目で入団した9年目の打撃職人だ。整備が終わった後の土の上でわざわざ素振りをするほどストイックな世界観の持ち主で、チームメートからは「変わり者」と呼ばれることもある。昨季は出場51試合のうち31試合が代打で、代打で打率・321を残した。

 今季は開幕2軍スタート。4日に昇格するまで春季キャンプ、オープン戦を通じて一度も1軍には呼ばれることはなかった。それでも2軍では午前7時半、誰もいない西武第2球場に入ってバットを振り続けた。「いつ呼ばれてもベストをつくせるよう、1軍にいるつもりでやっていた」と腐ることはなかった。

 現状を打破するため打撃フォームも変えた。参考にしたのは自身より1センチだけ身長が高い2年目の森だ。田辺監督が車高の低い車になぞらえ「シャコタン打法」と呼ぶほど重心を下げて構える森を見て「重心が低い方が、四球ももらえるし安定する」。今季すでに7本塁打の19歳に「衝撃を受けた。自分より10以上年齢が下だけど目標」と話す。

 昨季、対日本ハムでは14打数8安打、打率・571。今季は代打での2打席だけだったが、好相性を買われて「7番・右翼」に抜てきされた。今季7人目の右翼手とポジションの争いが激しい中、6回も右前打で結果を残した。チームは5年ぶりとなる先発全員&毎回安打で2位との差を1・5に広げた。「これからも欲を出すことなく、やっていきたい」。職人は最後まで表情を変えることはなかった。

[ 2015年5月13日 05:30 ]

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