バント経験なし、構えから…虎 メッセ代役サンティアゴに“弱点” 

[ 2015年5月13日 07:38 ]

サンティアゴは風岡コーチ(右)からバント指導を受ける

 再調整で戦列を離れたメッセンジャーの代役を務める阪神のマリオ・サンティアゴ投手(30)が12日、1軍本隊に初合流した。来日初登板を有力視される15日の中日戦(ナゴヤドーム)を前に快調なブルペン投球を首脳陣に披露した一方、“弱点”も露呈した。

 待望の1軍合流を果たし、充実の表情を浮かべた。「(投球練習は)良い感じだった。下(2軍)でやってきたことをやった」。対照的に目を丸くしたのが、ある球団関係者だ。「(バントを)初めてやったと言っていた」。本人は「良い感じでできたと思うよ」と自信満々でも実際の練習光景からは不安が募った。

 まず最初に風岡守備走塁コーチからバントの構えから指導を受けた。身ぶり手ぶりも交え、マンツーマンで基本動作から教わった。プエルトリコ出身の新戦力は過去の野球人生の中ではバントの経験がなかった模様で、素人レベルにも映った。

 DH制のないセ・リーグでは投手も打席に立たなければならず、9番目の打者としてバントは大切な役割。来日後に調整を続けていた2軍戦では8日に初めて打席に立ち2打数1安打ながらバント機会はなかった。1軍の本番ではどうか…。

 本職の投球は万全だ。約60球の投球練習を初めて見守った和田監督も素材を認めた。「初めて(投球練習を)見たけど。キレがあって低めに集まっていた。詳しいことは言えないけど。多彩だね」。中西投手コーチも「真っ直ぐが動いている。ツーシームが主だね」と高評価。「(1軍戦は)テレビでも見ていた。寝る前にナイターも見ていた」。意気込みも十分。一抹の不安と大きな期待を背に初陣へ向けた最終調整に入った。

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