西武 中村の先制3ランは幻に…ビデオ検証で判定覆る

[ 2015年5月5日 14:20 ]

<西・オ>3回1死一、二塁、レフトポール際の打球を放つ中村。一度は本塁打の判定も、ビデオ判定でファウルに変更

パ・リーグ 西武―オリックス

(5月5日 西武プリンス)
 西武の中村の放ったレフトポール際の大飛球が一度は本塁打と判定されたが、ビデオ検証の結果、ファウルと判定された。

 両軍得点なく迎えた3回、西武は1死から栗山と浅村の連打で一、二塁とすると、中村がオリックスの先発・松葉からレフトポール際へ大飛球。スタンドに飛び込んだ打球に三塁塁審の西本は大きく右手を回したが、その後、審判団が集まりビデオ検証。結局、ファウルに判定が覆り、“先制7号3ラン”は幻となった。

 半信半疑でベースを一周した中村はこの判定を予期していたのか、ベンチに戻ってもヘルメットを取らずにいた。再度打席に立った中村は中犠飛を放って2死一、三塁とチャンスを拡大させたが、続くメヒアが三振に倒れて得点とはならなかった。

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