クローザー佑“プロ初S”イースタン西武戦で5球3人斬り

[ 2015年5月5日 05:30 ]

イースタンリーグ西武戦で9回から登板した斎藤

イースタン・リーグ 日本ハム13―11西武

(5月4日 鎌ヶ谷)
 日本ハムの斎藤が救援投手として再出発した。イースタン・リーグの西武戦(鎌ケ谷)に先発予定だったが、栗山監督の意向で変更。2点リードの9回から登板し、先頭のセラテリを146キロの直球で二ゴロに打ち取るなど、伸びのある直球で押し、わずか5球で3者凡退。「初めて抑えで投げて3人で終われたので良かった」と、2軍戦ながら「プロ初セーブ」をマークした。

 今季は1軍で2試合に先発するも結果を残せず、無期限の2軍調整。前回4月24日の同ロッテ戦(同)でも4回途中8失点と炎上していた。「あいつを何とかするとずっと考えてきた」と栗山監督。今後は1軍でも救援での起用を検討しており、2軍では原則、クローザーで起用される。斎藤は「(転向は)正直、いろいろ考えた。でも、やるぞということしかなかった」と吹っ切れたような表情だった。

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2015年5月5日のニュース