巨人・杉内、まさかの大乱調…プロ最短2/3回で6失点KO

[ 2015年5月5日 14:52 ]

1回途中、6失点で降板した巨人・杉内

セ・リーグ 広島―巨人

(5月5日 マツダ)
 巨人の先発・杉内がプロ最短KOを食らった。初回、わずか2死を取っただけの2/3回、6失点で降板。ベンチに戻ると、ぼう然とグラウンドを見つめた。

 立ち上がり、広島打線につかまった。先頭の田中を遊ゴロに打ち取り幸先よく1死を奪ったが、続く菊池には左前打。丸には四球を与えて1死一、二塁から新井に左翼線二塁打を打たれて2点を失った。ロサリオは空振り三振に仕留めて2死としたが、梵に左翼線適時二塁打、鈴木誠には左越え2ランを被弾。なおも会沢に中前打を打たれると、原監督の我慢も限界だった。

 打者8人に1本塁打を含む5安打を浴び、わずか30球で6失点。開幕から無傷の3連勝中と好調だった杉内が、まさかの大乱調となった。

 急きょマウンドに上がった笠原も広島の勢いにのまれ、前田健を四球で出すと、田中、菊池、丸、新井に4者連続適時打を許した。1死を取るのに打者6人を要し4失点。巨人は初回に10点のビハインドを背負う展開となった。

続きを表示

2015年5月5日のニュース