正捕手争う高城が三浦に白星プレゼント キヨシ監督「あれ誰?」

[ 2015年5月5日 16:51 ]

<D・ヤ>6回2死二塁、三浦の代打・後藤の適時二塁打に大喜びの中畑監督

セ・リーグ DeNA5―4ヤクルト

(5月5日 横浜)
 「いや~変わったね。あれ誰?高城じゃないんじゃないの?いいアピールしましたね」。それがキヨシ流の称賛だった。

 この日スタメンマスクを被ったプロ4年目の高城が2安打3打点と活躍。1点を追う4回2死一塁から成瀬のスライダーをとらえ、左越えにプロ1号となる2ランを放つと、再び1点を追う展開となった6回には同点としてなお2死三塁から、しぶとく右翼線にポトリと落とす適時二塁打。今季初登板だった三浦に23年連続勝利をプレゼントした。

 「(ホームランは)入ってくれ!と思いながら走っていました。最高です。三浦さんに勝ちをつけたいと思ってリードして、それで自分で打てて、チームが勝ててうれしい」。三浦とともにお立ち台に上がった高城は声を弾ませた。

 し烈な正捕手争いの中、ベテラン右腕を巧みにリードし、バットでも援護。高城が定位置獲りに大きく前進した。

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