フランシスコ タッチしてれば併殺で延長だったのに…

[ 2015年5月5日 07:06 ]

<広・巨>9回1死満塁、代打・小窪の内野フライは村田(右)とフランシスコの間にポトリ。ボールを拾ったフランシスコは本塁を踏むも、三走・野間がサヨナラの生還

セ・リーグ 巨人2-3広島

(5月4日 マツダ)
 ≪インフィールドフライ≫公認野球規則2・40では、インフィールドフライについて「無死または1死で走者が一・二塁、満塁のとき、打者が打った飛球(ライナーおよびバントを企てて飛球となったものを除く)で内野手が普通の守備行為をすれば捕球できるもの」(抜粋)と定義している。故意落球による併殺を防ぐためのルールで、宣告された打者走者は守備側の捕球、落球に関係なく(打球がファウルでなければ)アウトとなる。ただ宣告後もボールインプレーのため走者は危険を承知で進塁してもよい。その際、打者走者はアウトになっているためフォース状態は解かれており、守備側は走者をアウトにするにはタッチプレーが必要となる。

 今回のケースはインフィールドフライが宣告された時点で打者・小窪がアウト。打球を拾ったフランシスコは、走ってきた三塁走者・野間にタッチしていれば併殺が完成して延長に突入していた。また、野間が三塁に帰塁していれば2死満塁でプレー再開されていた。

 ▼広島・小窪 野間が突っ込んでいったのでどうしたかと思った。表現が難しい。仕事としては最悪。

 ▼丹波三塁塁審(責任審判) うまく伝わっていなかった。誰が見てもインフィールドフライ。フェアのところで捕った時点でタッチプレー。私も二塁塁審も(コールを)掛けていた。

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2015年5月5日のニュース