子供たちを私費で本拠招待…松田 広がる「夢の輪シート」

[ 2014年10月3日 05:30 ]

招待した子供と握手する松田(右)

 歓喜のソフトバンクナインの秘蔵ショットをスポニチで大公開。優勝の裏で各選手の心の支えになったものなどを一挙紹介する。

 今季からヤフオクドームの試合後、急ぎ足で6階へ駆け上がる。目的地は私費で契約したスーパーボックス649号室。「ユメノワ(夢の輪)シート」と名付けた部屋は、難病などでスタンド観戦できない子供の夢をかなえる小部屋だ。「元気な子供もそうだけど、障がい者の子供さんだったり、たくさんの子供たちに生の試合を見てほしいと思った」。松中から引き継いだ部屋では子供たちの肩を抱き、お立ち台での恒例のパフォーマンス「1、2、3、マッチ!」を一緒に絶叫する。通常、法人契約が中心で定価は年間2000万円と安くはない。それでも、一試合ずつ紡いだ「夢の輪」は将来必ず大輪となるはずだ。

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2014年10月3日のニュース