ロイヤルズ延長戦制し先勝!青木2度美技も「マリンの方が難しい」

[ 2014年10月3日 14:18 ]

<エンゼルス・ロイヤルズ>再三にわたり好守備を見せたロイヤルズ・青木(AP)

ア・リーグ地区シリーズ第1戦 ロイヤルズ3―2エンゼルス

(10月2日 アナハイム)
 米大リーグのア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)第1戦が2日(日本時間3日)、アナハイムで行われ、青木宣親外野手(32)が所属するロイヤルズは延長戦の末、3―2でエンゼルスを下し、先勝した。

 ロイヤルズは3回、2死一塁からエスコバルの左越え二塁打で先制。だが、その裏、先発投手のバルガスがエンゼルスの9番・アイアネッタに左越えソロ本塁打を浴び、同点に追いつかれた。

 5回には、1死三塁からインファンテの中犠飛でロイヤルズが勝ち越したが、その裏、エンゼルスはフリースの左越えソロ本塁打で再び同点。

 2―2のまま突入した延長11回、ロイヤルズは先頭の9番・ムスタカスが右翼スタンドへ値千金のソロ本塁打を放ち、勝ち越し。その裏、守護神ホランドがエンゼルス打線を3者凡退に仕留めて逃げ切った。

 青木は「2番・右翼」で先発。初回に1死走者なしから中前打を放って出塁したが、2死後、投手のけん制球で憤死。打席内容は中前打、遊ゴロ、三振、左飛、中飛で、5打数1安打だった。守備では、6回、2死一、二塁のピンチに右中間へ打ち上げられたフライを中堅手・ケーンと交錯しながら好捕。7回にも2死三塁からあわや勝ち越しの三塁打になりそうなフライを体勢を崩しながらスーパーキャッチで勝利に貢献した。

 ▼青木の話 何とか初戦を取りたかったので、勝てて良かった。(2度の美技については)難しい打球でしたけど、(グラブに)入ってくれたというか、千葉マリンの方が難しいと思うので、経験していた打球。捕れて良かった。ムスタカスがいいところで打ってくれて良かった。うれしかった。

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2014年10月3日のニュース