4番クルーズ、オ軍大勝に貢献 先制2ラン含む3打点で勢い

[ 2014年10月3日 11:26 ]

タイガース戦の1回、右中間に先制2ランを放つオリオールズのクルーズ

ア・リーグ地区シリーズ オリオールズ12―3タイガース

(10月2日 ボルティモア)
 主砲が打線を勢いづけたオリオールズが12点を奪い快勝した。先制2ランを含む3打点の4番クルーズは「この状況を楽しもうと思った」と笑顔で振り返った。

 約4万8千人が詰め掛けた球場はチームカラーのオレンジで染まった。クルーズは1回2死三塁で速球を右中間スタンドにたたき込んだ。8回には中前適時打。その後も打線がつながり、この回だけで8点を奪って試合を決めた。

 レンジャーズに所属していた昨季は薬物規定違反で出場停止処分を受けたが、今季は両リーグ最多の40本塁打をマークするなど汚名返上。クルーズは「ファンがエネルギーを運んでくれた」と感謝を口にした。

 ▼オリオールズ・ショーウォルター監督の話 得点できるチャンスはすべて生かさなければならない。先発のティルマンがよく投げて打線もよく打った。あと二つ、どうやって勝つかを考えないといけない。厳しい戦いになる。

 ▼タイガース・オースマス監督の話(大敗に)もしも投手陣が苦戦すれば、打線が助けるのが野球というもの。それができなかった。(7回までは)いい試合だった。オリオールズの打者がよかった。(共同)

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2014年10月3日のニュース