西武 田辺監督代行が来季監督就任 潮崎2軍監督は“残留”

[ 2014年10月3日 05:30 ]

<西・日>2回無死、満塁弾の梅田(左)に笑顔の田辺監督代行

 西武は2日、田辺徳雄監督代行(48)が来季監督に就任すると発表した。今季の残り1試合は代行にとどまり、秋季練習から監督として本格的に指揮を執る。契約は1年。

 この日の日本ハム戦の試合前に打診を受けた田辺監督代行は試合後の会見で「状況は厳しいですが、やりがいがあるところからの出発。盛り返したい。投手部門の強化を最優先にしてやっていきたい」と抱負を語った。今季は成績不振を理由に休養となった伊原春樹監督(65)の後を受け6月5日に打撃コーチから昇格。ここまで42勝44敗4分けと負け越しているが、2軍打撃コーチ時代に中村、栗山を育て上げて1軍に送り出すなど、若手育成の手腕が高く評価された。球団は次期監督の人選について、潮崎哲也2軍監督(45)を含めて内部昇格の方向で調整していた。潮崎2軍監督は現職にとどまる見込み。

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