星野監督にスポーツ特別功労章 倉敷市、スポーツ大使も委嘱

[ 2014年10月3日 12:41 ]

星野仙一監督に贈る盾を披露する岡山県倉敷市の伊東香織市長=3日午後、倉敷市役所

 岡山県倉敷市は3日、市スポーツ特別功労章を創設し、同市出身のプロ野球楽天の星野仙一監督(67)に授与すると明らかにした。新設の市スポーツ大使も委嘱する。伊東香織市長が記者会見で発表した。

 伊東市長は「楽天を初の日本一に導いたり、キャンプを倉敷に誘致してくれたりと、市民に多くの勇気を与えてくれた」と理由を述べた。その上で「監督を勇退されて時間ができると思うので、今後は倉敷のスポーツの振興・発展にご尽力いただければ」と期待を込めた。

 6日に本拠地・楽天Koboスタジアム宮城で行われるオリックス戦の試合後に、伊東市長から直接授与される予定。

 星野監督は倉敷商高から明治大を経て1969年に中日に入団、投手として活躍し、現役通算成績は146勝121敗34セーブ。引退後は中日と阪神の監督を経て、2011年に楽天の監督に就任。昨年、球団創設後初めての日本一に導いた。

 今季は持病の腰痛が悪化し一時チームを離れ、9月18日には成績不振の責任を取って今季限りでの退任を発表した。

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2014年10月3日のニュース