秋山チルドレン輝いた!柳田だ今宮だ 自身のパ記録に並んだ62犠打

[ 2014年10月3日 05:30 ]

<ソ・オ>5回2死一塁、柳田は二盗を決める

パ・リーグ ソフトバンク2-1オリックス

(10月2日 ヤフオクD)
 サヨナラをお膳立てしたのは、秋山チルドレンの2人だ。延長10回、先頭のソフトバンク・柳田が四球を選んで出塁。

 「ホームランを打ちたいと思っていたけど、晃(中村)に“塁に出ることだけ考えろ”と言われた。あいつ、年下なんですけどね」と後輩の忠言に耳を傾け、チャンスメークした。続く今宮の送りバントで二塁に進むと、1死満塁から優勝を決めるサヨナラのホームを踏み、本塁で跳びはねた。

 層の厚いチームで台頭できたのは危機感と競争心を持ち続けた結果だ。「試合に出続けるには打ち続けるしかない。打ったら盗塁して、その積み重ね」と強く意識。代名詞のフルスイングや一発に固執せず状況に応じた打撃を覚えた。今季1番に座った6試合で出塁率は驚異の・586。湿りがちな打線のカンフル剤として、9月24日の楽天戦(ヤフオクドーム)からは5試合連続で1番に座った。この日も5打席のうち3度出塁。きっちりとリードオフマンの仕事を果たした。

 今宮もこのバントがシーズン62犠打となり、昨季自身が樹立したパ・リーグ記録に並んだ。2年連続60犠打は、世界記録保持者、川相昌弘(現巨人ヘッドコーチ)さえ、なし得なかったプロ野球史上初の快挙。「このチームには僕の代わりはいくらでもいる。だからバントは誰よりも練習している。その自信が1球でスパッとできた」と胸を張った。

 前回、日本一になった3年前は主力ではなかった。秋山監督が手塩にかけて、層の厚い野手陣の中でスタメンの座を勝ち取った若鷹が大一番で光り輝いた。

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