オリまた一日天下…嘆く森脇監督「最後に耐え切れなかった」

[ 2014年7月11日 23:29 ]

<西・オ>12回無死満塁、脇谷にサヨナラ打を浴び、肩を落としてベンチへ引き上げる馬原

パ・リーグ オリックス1―2西武

(7月11日 西武D)
 オリックスは0―1の9回にペーニャの21号ソロ本塁打で追いついたが、延長12回に6番手の馬原が崩れてサヨナラ負け。またも一夜で首位から転落した。

 敗色濃厚の9回、先頭のペーニャが西武抑えの高橋の失投を見逃さず、1ボール1ストライクからの速球を右翼席へ。ここまで無安打だったが、勝ち越し3ランを放った前日に続く2試合連続のアーチで試合を振り出しに戻した。

 しかし11回には2死二、三塁、12回には2死一、二塁の勝ち越し機をつくりながらも、あと1本が出ず無得点。12回から登板した馬原は1死も取れないまま満塁のピンチを招き、脇谷のサヨナラ打を浴びた。

 先発のルーキー吉田一は6回1失点と好投、リリーフ陣も踏ん張ったが、打線は拙攻の連続で援護できず。森脇監督は「どれだけ粘れるかだったが最後に耐え切れなかった」と嘆きながらも、「今後はこういったゲームをもぎとる強さが必要と教えてくれた」と前を向いた。

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2014年7月11日のニュース