内川、4安打で大勝演出 「区切り」一気に突破し「1503」本

[ 2014年7月11日 22:08 ]

<日・ソ>初回2死、内野安打を放ち、1500安打を達成した内川
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パ・リーグ ソフトバンク12―2日本ハム

(7月11日 札幌D)
 ソフトバンク・内川にとって「区切り」の通算1500安打が、この日19安打で12得点を奪った打線に火をつけた。初回2死で打席に立つと、外角低めの変化球を引っかけボテボテの当たりながら、チーム初安打となる遊撃内野安打を放った。

 「ヒット数は、ここまで打てばいいというものがない数字だが、区切りの数字を打ててうれしい。早く打ちたい思いはあった」。

 王手をかけて臨んだこの日、第1打席で到達すると、その後も“安打製造機”ぶりをいかんなく発揮。4回には右前打で出塁して先制点につなげると、7回にも左前打。さらに8回には右前2点適時打を放ち、4安打2打点の大暴れ。通算安打数を1503に伸ばした。

 「1本1本、自分の気持ちを込めて打ったつもり。1人の力ではここにきていない。いろいろな人に支えてもらっての数字」。今季は右大臀筋肉離れで一時離脱も経験しただけに、周囲への感謝を口にした内川。チームを優勝に導くため、これからも安打数を積み上げていく。

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2014年7月11日のニュース