西武7月3度目サヨナラ勝ち!殊勲打の脇谷「絶対僕で決めてやる」

[ 2014年7月11日 23:11 ]

<西・オ>お立ち台でポーズを決める西武・脇谷

パ・リーグ 西武2―1オリックス

(7月11日 西武D)
 西武は延長12回、無死満塁から代打・脇谷の一打で7月3度目のサヨナラ勝ち。ヒーローはチームメートから水をかけられる祝福を受けてびしょびしょになったが、「気持ちいい」と笑顔を見せた。

 1―0勝利目前の9回、3番手の高橋がペーニャに一発を浴びて試合は振り出しに戻った。その裏は無死一塁から渡辺のバント失敗でチャンスをつぶし、2死から森本が右前打を放ったが4番・中村は空振り三振。延長11回には2四死球で1死一、二塁としたが、秋山の走塁ミスもあってサヨナラ機を逃して嫌なムードが漂っていた。

 それでも延長12回、先頭の森本が四球で出ると、4試合ぶりに先発復帰した中村が中前打でチャンスを広げ、メヒアの敬遠気味の四球で無死満塁に。「このところサヨナラ勝ちが多いので、絶対僕で決めてやろう」と強い気持ちで打席に入った脇谷が、1ボール2ストライクから馬原の直球を右前に運んでチームに勝利をもたらした。

 巨人にFA移籍した片岡の人的補償で今季から西武に加入。「まだまだ脇谷という野球選手をたくさんの方に知ってもらいたいので、これからも頑張る」とお立ち台で宣言した。

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