ダル2年ぶり2桁被安打で6失点 レンジャーズ最下位転落

[ 2014年7月11日 05:30 ]

<レンジャース・アストロズ>5回2死、グロスマン(左)に同点本塁打を浴び、声を上げるダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―8アストロズ

(7月9日 アーリントン)
 レンジャーズ・ダルビッシュはアストロズ戦に先発し、2年ぶりに2桁となる10安打を浴びるなど6回6失点で5敗目を喫した。初回を抑え、95年のロジャーズと並んでいた先発投手のアーリントンでの連続イニング無失点記録を21に更新。だが、続く2回に2死から連続長打を許し逆転されると、立ち直る兆しを見せなかった。

 「一人一人いい感じに映ったし、いいところでしっかりコンタクトされた」と相手を称えるしかなかった。5回には2死からグロスマンにソロ本塁打を浴びて同点とされ、4―4の6回は3長短打で2失点。前日8日の練習中に打球が頭部を直撃した影響については「全く問題なく投げられた」と否定。「きのうの夜は生死をさまよい、あす生きてなかったら、みんなによろしくと遺言も残したんですが」と冗談で返す余裕を見せた。だが、チームの悪い流れは変えられずに4連敗。地区最下位に転落した。

 最近5試合は計22失点。前半戦最後の登板は不本意な結果に終わり、「最後の方が良くなかった。失点も増えて」と振り返った。3年目で初となるオールスター登板を経て、再起を図るしかない。

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2014年7月11日のニュース