西岡 因縁の場所で復活2点打「巨人ファンの方にも感謝」

[ 2014年7月11日 22:41 ]

<巨・神>6回表1死二、三塁、2点適時二塁打を放ち、ガッツポーズを決める西岡

セ・リーグ 阪神12―5巨人

(7月11日 東京D)
 肋骨を骨折する重傷を負った開幕カード第3戦(3月30日)以来、103日ぶりの東京ドームにやってきた阪神・西岡が代打で2点適時二塁打。一気に流れを引き寄せる一打となった。

 3月30日の巨人戦、守備の際に大竹が放った二塁後方への打球を追って右翼手・福留と激突。左右の第一肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負った西岡。必死のリハビリを経て6月27日に1軍復帰したものの、復帰後は13打数1安打と結果が出ていなかった。
 
 大けがを負った因縁の場所で復活を印象付ける一打を放ち、二塁ベース上で左翼スタンドへ拳を突き上げた西岡。試合後には「けがしてまた戻ってこられるようになったんですけど、この場をかりて一番の味方でいてくれた阪神ファンに感謝したいなと思います」とファンへ感謝。負傷した時に声援を送って巨人ファンへも「本当に阪神ファンのみならず巨人ファンの方も背中を支えてくれたことを感謝しています」とお礼を口にしつつ、「セリーグ今シーズンいいシーズンだったと言われるよう巨人に追いつき、追い越していきたいと思います」と巻き返しを誓った。

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