新日鉄住金かずさマジックに総務大臣賞 地域活性化に貢献

[ 2014年7月11日 05:30 ]

 都市対抗野球大会(18日開幕、東京ドーム)が今年、第85回を迎えるのを記念して創設された「地域の元気 総務大臣賞」に、新日鉄住金かずさマジックが選ばれた。また、奨励賞に全足利クラブが決まった。18日の開会式で表彰される。

 同賞は、地域の活性化や福祉などに貢献した功績が顕著なチームに贈られる。今大会の2次予選に進出し、自治体などが推薦した33チームから毎日新聞社、総務省、日本野球連盟と増田寛也(野村総合研究所顧問、元総務相)、宇津木妙子(日本ソフトボール協会副会長)の両氏による選考委員会が選出した。

 君津、木更津、富津、袖ケ浦の4市が支援する新日鉄住金かずさマジックは、野球教室やボランティア活動などを展開し、地域と密着した企業スポーツの新しい形態を先取りした功績が高く評価された。

 全足利クラブは1955年創部のクラブチームとして長年、地域貢献活動を展開。今年は36年ぶり2回目の本大会出場を決めた。

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2014年7月11日のニュース