阪神ドラ6岩崎 世界遺産「三保の松原」で阿部斬り誓う

[ 2014年1月5日 08:45 ]

富士山と三保の松原を背に、砂浜を力強く駆け抜ける阪神・岩崎

 阪神のドラフト6位・岩崎優投手(22=国士舘大)が4日、静岡市内の母校・清水東高で自主トレを公開した。高校時代、テレビで放送された時代劇「暴れん坊将軍」のオープニングシーンでも有名な「三保の松原」で走り込みを行っていたという左腕は「虎の暴れん坊将軍」として対戦を熱望する巨人・阿部を“成敗”することを宣言した。

 「(阿部に)怖さはありますけど、思い切った投球をしていきたい」

 母校でキャッチボール、ダッシュなどで汗を流した後、向かったのは昨年6月に世界文化遺産に登録されたばかりの三保の松原だった。約7キロにわたる海浜にそって、5万本を超える松林が並び、富士山も眺められる景勝地は、岩崎にとっては汗にまみれた練習の場。「足腰にくるので、なかなかきつかった」と高校3年間を振り返ったように、冬は足場の不安定な砂浜をひたすら走って下半身を鍛え上げていた。

 あの長寿時代劇の舞台にもなった。放映回数832回を誇る「暴れん坊将軍」のオープニングで、松平健演じる徳川吉宗が白馬にまたがり海辺を疾走するシーンの背景になったのが三保の松原。世界文化遺産に登録されてからは初めて訪れたという原点の地で、岩崎は“阿部斬り”を思い描いた。

 幾多の悪党を変幻自在の剣さばきで退治してきた劇中の吉宗のごとく、岩崎もセ界を代表する強打者に臆することなく強気に内角を攻めていく。

 「強打者はそういうところ(内角)を突いていかないと抑えられない。気持ちとして引かないことが一番大事だと思う」。宿敵の主砲を抑え込んだ先に“虎の平和”も保たれるはずだ。

 「(プロへ向けては)自分としては不安が大きいが、やっていかないといけないので自分を高められたら」。聖地のマウンドを舞台に岩崎が強打者をなで斬っていく。

 ▽三保の松原 静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地。約7キロの海岸線に5万4000本の松が茂り、その美しさから新日本三景、日本三大松原のひとつに挙げられている。13年には世界文化遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として登録された。

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