桑田氏 文科省有識者会議で語る 指導者は「選手の伴走者」

[ 2013年6月10日 21:00 ]

スポーツ指導の在り方を話し合う有識者会議に出席し、下村文科相(右)と握手する桑田真澄氏=10日午後、文科省

 元プロ野球選手の桑田真澄氏は10日、柔道女子日本代表の暴力指導問題を受けスポーツ指導の在り方を話し合う文部科学省の有識者会議に出席し、理想の指導者像を「選手と一緒に悩み喜ぶ伴走者」と述べた。今後の方向性を「勝利至上主義から人材育成にシフトすることが重要だ」とも訴えた。

 外部有識者として意見を述べた桑田氏は、選手が失敗しても怒鳴らず褒めるという米大リーグの方法を紹介。全てのスポーツ指導で、選手に寄り添う姿勢が欠かせないと強調した。

 同会議は、暴力に頼らない指導の在り方について28日の次回会合で報告書をまとめる。

 この日示した報告書素案では、現状について「過度なトレーニングで(選手の)パフォーマンス低下や、燃え尽き症候群を生む状況がある」と指摘した。暴力行為を防ぐため、指導者を複数置くなどの工夫が必要だとし、女性コーチの増加も課題に挙げている。

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