Kスタ改修 サイズ縮小も「投手にも打者にもフェアな球場になる」

[ 2012年12月19日 06:00 ]

 楽天は18日、Kスタ宮城を一部改修すると発表した。総工費は4億円で、改修は来年3月中旬に完了する予定。

 立花陽三球団社長(41)が「ホームランは増えるのでないか。投手にも打者にもフェアな球場になる」との見通しを示した。現在の外野席を前にせり出す形で「ラッキーゾーン」のようなスペースを設けて、観客席を計90席増設。両翼は12球団の本拠地で最も広い101・5メートルから100・1メートルに、左中間と右中間は117メートルから116メートルとなり膨らみが減少する。外野フェンスの高さも2・8メートルから2・5メートルとなる。

 また、Kスタ宮城では東日本大震災の復旧工事を優先させてきたが、05年の球団創設時から掲げていた「ボールパーク構想」を来季から再スタートさせるとして、一塁内野側には345席のボックスシートを設置。最大収容人数はこれまでの2万3026人から2万3451人となる。

 新設の外野フェンスは、球団公式サイトで19日から愛称の募集を開始。

続きを表示

2012年12月19日のニュース