松井レイズユニ初披露 小学生以来の両耳ヘルメットも

[ 2012年5月10日 06:00 ]

ユニフォームに加え、ヘルメットもマイナー仕様の両耳付き、高強度の物を着用した松井秀喜

 レイズとマイナー契約を結んだ松井が、「原点回帰」でメジャー昇格を目指す。8日(日本時間9日)、実戦を想定したシート打撃でユニホーム姿を初披露した。背番号は55。メジャーでは主力のムーアが背負っておりマイナー限定が濃厚だが、これまでTシャツ&短パン姿だっただけに「多少の気持ちの変化はある」と表情を緩めた。

 ストッキングを出し、両耳にカバーの付いたヘルメットをかぶるマイナー流スタイルには「今はマイナーの選手。同じようにやるしかない」。両耳ヘルメットは、石川・根上町立浜小学校時代に在籍していた「根上少年野球クラブ以来だよ」という。「ただ野球がしたい」と選んだいばらの道。少年のように純粋な思いを実戦でぶつける。

 シート打撃ではルーキーリーグの右腕から右中間二塁打。9日(同10日)のツインズ傘下マイナーとの練習試合で昨年9月28日マリナーズ戦以来、224日ぶりの試合出場を果たし、12日(同13日)は朝10時開始とマイナーらしい変則日程も控える。「しっかり状態を上げていきたい」と一日も無駄にするつもりはない。

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2012年5月10日のニュース