イチロー 足で勝利に貢献!ウェッジ監督「あれは大きかった」

[ 2012年5月10日 13:35 ]

タイガース戦の4回、二盗を決めるマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ2―1タイガース

(5月9日 シアトル)
 マリナーズのイチローは9日、シアトルで行われたタイガース戦に「3番・右翼」で出場し、3打数1安打だった。内容は空振り三振、中前打、左飛で打率は2割9分8厘。4回には二盗を決めて1盗塁もマーク。川崎は出場しなかった。チームは2―1で勝った。

 4回、中前打で出塁したイチローは打者シーガーの2球目にスタートを切った。捕手からの送球は完璧だったが、右足がベースに届いたのがわずかに速かった。イチローが「冷静な性格は(シーガーの)プレーそのもの」と信頼を寄せる5番打者が先制二塁打を放ったのはその3球後。ウェッジ監督も「あれは大きかった」と話したように、今季3個目の盗塁が接戦の勝利につながった。

 タイガースの捕手レアードは強肩と素早い送球が持ち味。しかしこの日はイチローとの“勝負”に敗れ、「イチローは賢いランナー。(盗塁の場面で)カーブではなくて真っすぐなら間に合っていたかもしれない」と悔しがっていた。

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