黒糖飴に沖縄そば、基地問題にも関心 地元愛が東浜支える

[ 2012年5月10日 11:14 ]

<東洋大・亜大>3安打7奪三振で完封勝利の亜大・東浜。これで30勝中20勝が完封勝利となる

東都大学野球第6週第1日 亜大4-0東洋大

(5月9日 神宮)
 東浜の快投を支えているのは、地元・沖縄の名産「黒糖」が入った飴(あめ)だ。実家から送られてきたものをベンチ裏に持ち込み、イニング間にぺろり。この日は湿度が高く、生田勉監督が「脱水症状のような状態だった」と話したように、発汗による糖分不足を補うために持ち込んでいる。

 好きな食べ物も「沖縄そば」というほど、故郷・沖縄をこよなく愛する東浜。2月の沖縄キャンプ中に生田監督の発案で行われた沖縄の歴史を学ぶ講座でも「自分は普天間の基地問題とかに関心はあるけど、みんなにももっと知ってもらいたい」と熱心に地元について語ったという。沖縄の守り神「シーサー」のごとく、亜大の守り神となって、2季連続優勝を目指してほしい。

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