先勝も出番なしの斎藤「ブルペンでずっと緊張」

[ 2011年10月3日 06:00 ]

<ブルワーズ・Dバックス>選手紹介でチームメートとハイタッチする斎藤(右から2人目)

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ブルワーズ4―1ダイヤモンドバックス

(10月1日 ミルウォーキー)
 ブルワーズは投打に主役が活躍して先勝した。

 2点リードの7回2死二塁で、4番フィルダーが敬遠せずに勝負に来た最多勝右腕ケネディから右越え2ランを放った。前回08年の地区シリーズではフィリーズ相手に14打数1安打で敗退の責任を感じていただけに「08年は負ければシリーズが終わるように常に感じていた。きょうは楽しめた」と笑顔が広がった。3番ブラウンも3安打2得点で、先発ガヤードも8回4安打1失点の快投だった。
 自身5度目のプレーオフとなった斎藤は出番はなく「ブルペンでずっと緊張していた」と話したが「本当にいい展開。初戦に勝ったのはかなり大きい」と大喜びだった。

 ▼ダイヤモンドバックス・ケネディ(今季21勝で最多勝。6回2/3を8安打4失点)初戦の先発がシリーズの流れを決めてしまう。悔しい。

 ▼ダイヤモンドバックス・ギブソン監督 初回のチャンスに得点できず、ガヤードを攻略できなかった。彼を称えるしかない。

続きを表示

2011年10月3日のニュース