嫌な流れを断ち切った 斎藤 プレーオフ初白星「自分の力じゃない」

[ 2011年10月3日 10:19 ]

ダイヤモンドバックス戦の6回に登板し、プレーオフ初勝利を挙げたブルワーズ・斎藤

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 ブルワーズ9―4ダイヤモンドバックス

(10月2日)
 ブルワーズの斎藤が好投でプレーオフ初勝利を挙げた。4―4の6回に2番手で登板。無失点で切り抜け、五回に同点に追い付かれた嫌な流れを断ち切ると、直後の攻撃で打線が一挙5点を勝ち越し、白星が付いた。

 1死から二塁打され、ピンチを招いた。だが、次打者をカーブで投ゴロに仕留め、2死三塁からはパーラを速球で追い込み、最後は外角高めへ伸びのある速球を決めて空振り三振。本拠地のファンの大歓声を浴びた。

 斎藤は伸び盛りの選手がそろったチームに「不思議な強さを秘めている」と手応えを感じている。41歳のベテランが若手を勢いに乗せ、ブルワーズが2連勝した。

 ▼斎藤の話 (同点での登板は)非常に緊張するところだけど、冷静にやれたと思っている。(勝利投手は)自分の力じゃなくて、チームのみんなが僕に勝ちを付けてくれた。とにかく感謝。いい形でやれているんで(第3戦も)同じような形で勝てたらいい。(共同)

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2011年10月3日のニュース