昨季MVP男の意地!和田3カ月ぶり猛打賞

[ 2011年10月3日 06:00 ]

<神・中>7回2死二塁、和田は左中間に適時二塁打を放つなど久々の3安打と大活躍

セ・リーグ 中日7-2阪神

(10月2日 甲子園)
 “落合竜”最後の甲子園は完勝で締めた。中日は打撃不振で6番に降格している和田が初回2死満塁から左前先制2点打。7月2日以来、実に3カ月ぶり3度目の猛打賞となる3打数3安打3打点の大暴れで、昨季MVP男の意地を見せた。

 「僕自身の状態が状態だし、とにかく食らいついていくしかない。チームがこういう状況の中で初回のあそこで打てたのが良かった」

 先制打の打席は、久保に2ストライクと追い込まれながら、3球見極めてフルカウント。さらにファウルで粘り、7球目の外角スライダーに体勢を崩されながら強引に左前に落とした。

 「技術? いや、完全に泳がされた。たぶんボール球だったし。でも、今の僕は何でも食らいつくしかないんで」

 7回2死二塁の第4打席ではこの日3安打目となる左中間への適時二塁打。これがプロ野球史上58人目となる通算300二塁打でもあった。

 ▼中日・チェン(7回5安打無失点で8勝目)腕を振って、コースに投げることを考えた。野手がたくさん点を取ってくれて、楽に投げられた。

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2011年10月3日のニュース