慶応 先発全員19安打で14点の圧勝 6回コールド発進

[ 2011年7月17日 06:00 ]

神奈川大会2回戦 慶応14―0高津

(7月16日 相模原)
 慶応は先発全員19安打で14点を奪い、高津を下し6回コールド発進。

 慶応は先発全員19安打で14点を奪い、高津を下し6回コールド発進。打線を勢いづけたのは主砲・谷田(やだ)だった。「最初の1点が大事だと思っていたので確実に外野フライを打とうと思った」という初回1死三塁で先制の左犠飛。6回1死満塁でも「力んで打ち損じた」と言いながら右犠飛。高校通算77号はお預けながら、1安打1死球2打点と役割を果たした。

 2年前に慶応史上初の1年生4番を担ったスラッガーが迎えた最後の夏は、3番としてつなぎの打撃を心掛けている。今春までは「自分が打たなきゃ、と思っていた」と強引さも目立ったが、後ろを打つ4番・沓掛らが力をつけて敬遠も減り「今は自分が出塁すれば点が入る」と楽な気持ちで打席に入れる。「ホームランより優勝。ヒットを量産したい」という谷田のバットから目が離せない。

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2011年7月17日のニュース