プロ初完封で２年ぶり勝利　ロッテ・上野「めちゃめちゃ疲れた」

プロ初先発で完封勝利を挙げたロッテ・上野

パ・リーグ ロッテ８―０ソフトバンク

（7月17日 ＱＶＣマリン）
　ロッテの３年目右腕・上野が、ソフトバンクの強打線を相手に６安打無四球の快投でプロ初先発初完封。０９年８月２１日の西武戦以来、約２年ぶりとなる白星を挙げた。お立ち台で開口一番、「めちゃめちゃ疲れました」と１１０球の熱投を振り返った上野。「里崎さんのリードに任せて、全力投球するだけだった」と、女房役に感謝した。

　プロ初先発を前に、前夜は「眠れないくらい緊張」し、この日の朝も「奥さんの手料理が飲み込めなかった」ほどドキドキしていたと明かした上野。それでも愛妻の手料理でパワーをつけて試合に臨み、３回までに大量８点の援護を受けて「緊張がほぐれた」という。４回には連続安打を許して１死一、三塁のピンチとなったが、落ち着いて小久保、多村を打ち取った。