尚成 2回2/3無失点「充実していた」

[ 2011年7月17日 13:10 ]

アスレチックスとのダブルヘッダー第2試合の8回、サイズモアを三振に仕留めガッツポーズするエンゼルス・高橋

 エンゼルスの高橋尚成投手は16日、オークランドでのアスレチックスとのダブルヘッダー第2試合で3―3の7回途中から2番手で登板し、2回2/3を無安打無失点、4三振2四球(1敬遠)に抑えた。勝敗は付かず、チームは延長10回、3―4でサヨナラ負けした。

 ダブルヘッダー第2試合でサヨナラ負けしたエンゼルスにあって、高橋が小気味いい投球で存在感を示した。今季最長の2回2/3を投げて4三振を奪い、無安打。昨季はメッツで12試合に先発した36歳は「久しぶりに長い回を投げて楽しかった」と笑顔を見せた。
 出番は同点の七回1死二、三塁から。変化球でかわそうとせず「気持ちで投げた」と伸びのある速球でピンチを切り抜けた。九回2死二塁も落ち着いてしのぎ「いろんな修羅場をくぐってきたから」と誇らしげだった。

 ▼高橋の話 気持ちで負けないように投げた。長い回を投げられて楽しかった。充実していた。まだ長い回を投げることが体に染み付いている。いろんな修羅場をくぐってきた。(打者との)押し引きもうまくできた。

続きを表示

2011年7月17日のニュース