前日の左足死球押して志願出場 稲葉気迫のV打

[ 2011年7月17日 06:00 ]

<日・西>6回2死二塁、三塁に滑り込む稲葉

パ・リーグ 日本ハム3-2西武

(7月16日 札幌D)
 日本ハムの38歳・稲葉主将が6回2死二塁で左中間打。激走して最後は三塁へ頭から滑り込んだ。

 今季3度目の満員御礼、4万2063人の歓声を浴びて「最後は足が動かなかったけど。もう1点欲しい場面、何とかしたい一心でした」と笑みをこぼした。前日、左くるぶし上に死球を受けて途中退場したが「いい流れの中で1人でも欠けたらチーム状況は上がらない。この流れをキープしたかった」と出場を直訴した。6月は打率・169と不振だったが、7月は・360と復調気配。頼れる主将はお立ち台の最後に「あすは斎藤君が投げます。応援お願いします」として広報部長まで兼ねて、札幌ドームを最後まで盛り上げた。

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2011年7月17日のニュース