松井 24打席ぶり安打で日米通算500本塁打に弾み

[ 2011年7月17日 06:00 ]

<アスレチックス・エンゼルス>8回1死三塁、24打席ぶりの安打となる、中前適時打を放つ松井

ア・リーグ アスレチックス5―3エンゼルス

(7月15日 オークランド)
 アスレチックスの松井が昨季所属した古巣エンゼルス戦で、4―3の8回に中前適時打。24打席ぶりの安打が、チームの連敗を4で止める勝利につながり「長かったですね。チームも勝ったし、いいきっかけになれば」と笑顔を見せた。

 5回の空振り三振で、自己最悪を1打席更新する23打席連続無安打。先発ハレンの制球のいいフォークに手が出なかった。8回は初対戦の速球派コーン。内角高めの94マイル(約151キロ)に振り負けず「若干詰まったけど、いいところにライナーで飛んでくれた」。前半戦終盤は首脳陣にスイングの鈍さを指摘されていたが、球宴中はニューヨークの自宅でリフレッシュ。「ちょっとは(体が)楽だった気はします」とうなずいた。

 巨人時代の後輩・高橋は8回の対戦前に交代したため「逃げましたね、怖かったんでしょうね」と周囲を笑わせた。24打席ぶりに出た快音。この勢いで、王手から出場21試合、87打席足踏みしている日米通算500本塁打も決めてみせる。

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2011年7月17日のニュース