中島 来季の米挑戦断念…移籍は来オフ以降へ

[ 2010年11月12日 20:40 ]

 西武の中島裕之内野手(28)は12日、秋季キャンプ地の宮崎県日南市で、ポスティングシステム(入札制度)による今オフの米大リーグ移籍を断念したことを明らかにした。中島は「ポスティングは僕の権利じゃないし、(球団に)OKしてもらわないといけない。これから何を話しても変わることはないので、どうしようもできない」と話した。

 中島は前田康介球団本部長と3日に会談し、あらためて慰留を受けた。「野球をやっている以上は向こうでプレーしたい」と気持ちは変わらないが、海外FA権取得は早くて2年後。来オフのポスティングの可能性について同本部長は「その時はその時で判断する」と話すにとどめた。

 シーズン中から何度も希望を伝えていた中島は、10月28日に球団側と話し合った。翌29日に球団から来季の残留が発表されたが、納得していなかった。

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2010年11月12日のニュース